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【女子W杯】ブラジル 7大会ぶり1次L敗退の衝撃…37歳FWマルタは史上初の6大会連続ゴールならず

[ 2023年8月2日 21:44 ]

<女子W杯 ジャマイカ・ブラジル>1次リーグ敗退が決まり落胆するFWマルカ(左)を労うブラジル代表スンドハーゲ監督(ロイター)

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は2日、1次リーグF組最終節が行われ、FIFAランク8位ブラジルが同43位ジャマイカと0―0で引き分け。1勝1分け1敗の勝ち点4で同組3位となり、1995年スウェーデン大会以来7大会ぶり3度目の1次リーグ敗退が決まった。

 9大会連続9回目のW杯出場となったブラジルは1次リーグ初戦でパナマに4―0と快勝。順当に白星発進を飾ったが、第2節のフランス戦に1―2と敗戦。第3節となったジャマイカ戦でもスコアレスドローに終わり、まさかの1次リーグ敗退が決定。同組はフランスが3連勝で首位通過。2大会連続2回目の出場となったジャマイカが1勝2分けの勝ち点5で2位を死守し、初の決勝トーナメント進出を決めた。

 ブラジルは男女を通じ史上初のW杯6大会連続ゴールという大記録達成への期待を集めた37歳FWマルタが不発。パナマ戦、フランス戦はともに後半途中出場だったがジャマイカ戦では今大会初スタメンに抜てき。2トップの一角に入ってプレーするもゴールに絡めないまま後半35分に交代。自身6度目のW杯は初の無得点に終わった。

 この結果、東京五輪金メダルのカナダ(FIFAランク7位)に続きブラジルも敗退となり、世界ランクトップ10からは2チームが1次リーグで姿を消すことになった。

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