新潟・ネスカウ　金髪から黒髪にチェンジ　公式戦2ゴール目決める

練習でも笑顔のネスカウ
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　J1新潟はきょう12日、アウェーでJ3富山と天皇杯3回戦を戦う。FWグスタボ・ネスカウ（23）は、髪を黒に染めて気合十分。公式戦2ゴール目を決めて、4回戦に進出した17年以来、6年ぶりとなる3回戦突破にチームを導く。

　金髪だった髪を黒髪にしてして、両サイドをすっきり刈り上げた。ネスカウは「どのスタイルも似合うからね。ゴールを決めたらサプライズのパフォーマンスをする」と自身のヘアスタイルもゴールへの手応えも自信にみなぎっていた。

　5月24日のルヴァン杯福岡戦（●1―2）で来日初ゴールを決めた。それ以来ゴールネットを揺らせていないが、地道に努力を重ねている。リーグ戦では前節の神戸戦（●0―1）、前々節の広島戦（○2―0）と2戦連続で途中出場し、ポストプレーや前線を活性化させる動きで調子を上げてきている。松橋監督も「ボールに絡めるようになってきた。一発があるのでそれがいつ出るのか、プレーの中でのいい感覚に自信を持って、自分のプレーをしてもらいたい。本能的であってほしい」と期待を寄せている。

　より長い時間、プレーできるようにと日々コンディションづくりに余念がない。最近ではオフを返上し、クラブハウスで有酸素運動に取り組んでいる。「家でもトレーニングしているし、いいコンディションは維持できている。プレミアリーグで活躍しているブラジル人はみんなオフでもトレーニングをやっているので、自分もまねしてみた」とコツコツと努力を重ねて、いつでも活躍できる準備を整えている。

　日本語も「チョットね」と言えるくらい話せるようになり、チームメートと意思の疎通が取りやすくなった。「常にどんなボールがほしいかとか話せている。あとは自分がやってきたことを続けるだけ。そうすればゴールは決まる」。49日ぶりとなる公式戦2ゴール目を決めてチームの勝利に貢献する。