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岡崎慎司 シントトロイデンと契約延長で合意 「チームの歴史にさらに名前を残したい気持ち」

[ 2023年6月28日 21:31 ]

岡崎慎司

 ベルギー1部シントトロイデンは28日、元日本代表FW岡崎慎司(37)と契約延長に合意したと発表した。

 岡崎は昨季、スペイン2部カルタヘナからシントトロイデン入り。昨年8月24日のオーステンデ戦では、チームメートとなった同MF香川真司(現C大阪=34)とともに先発デビューを飾り、同9月17日のワレヘム戦では得意のヘディングで移籍後初ゴールをマークした。最終的には30試合1得点でシーズンを終えている。

 契約は22~23年シーズン限りで満了し、退団が濃厚とされていたが、岡崎は引き続き欧州でのプレーを強く希望。その中で、かつて神戸を指揮した経験もあるドイツ人のフィンク新監督の意向もあり、“再契約”の運びとなったという。

 岡崎はクラブを通じ「日本に帰国し、クラブのスポンサーや応援してくださっているファンの皆さんと顔を合わせたり挨拶をした経験から、このチームでFWとしても結果を残し、チームの歴史にさらに名前を残したいという気持ちになりました。その中でクラブと話をして、新監督も来るということで、新しい気持ちでモチベーションを高く持ち、このチームで何かを成し遂げたいと思っています」とコメントした。

 11年1月に清水からシュトゥットガルトに移籍してから約12年半。15~16年シーズンにイングランド・プレミアリーグのレスターでリーグ優勝も経験した37歳のベテランストライカーが、欧州13季目となる新シーズンで輝きを取り戻す。

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