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最下位脱出決めた! G大阪・三浦 利き足ではない左ボレーで1046日ぶりゴール

[ 2023年6月4日 06:00 ]

明治安田生命J1第16節   G大阪2-1福岡 ( 2023年6月3日    ベススタ )

<福岡・G大阪>前半32分ゴールを決め喜ぶG大阪・三浦(中)(撮影・中村 達也)
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 明治安田生命J1リーグは各地で6試合が行われ、G大阪は福岡に逆転勝ちした。MFファン・アラーノ(26)の2試合連発弾で追い付くと、前半32分にDF三浦弦太(28)が左足ボレーを叩き込んで、今季初のリーグ2連勝。最下位を脱出した。

 信頼に応えた。「自分のタイミングが来たら自信を持ってやろうと思っていた」。G大阪を今季初のリーグ2連勝と最下位脱出に導いたDF三浦が胸を張った。

 1―1の前半32分、味方の折り返しをペナルティーエリア内で左足ボレー。「(利き足ではない)左だったのでミートだけを意識した」。20年7月22日の広島戦以来1046日ぶりのリーグ戦ゴールで逆転に成功した。自身は5月3日のC大阪戦以来5試合ぶりの先発復帰。その間、右膝痛にも悩まされたが「痛みはまだあるけど、試合はできる状態」と強い覚悟で臨んだ。

 本職の守備でも奮闘した。ポヤトス監督が「ヘディングが強い選手を置く必要があった」と説明したように、空中戦やフィジカルで強さを見せる相手FW山岸、ウェリントンらと激しくバトル。セットプレーの守備が課題として残ったものの、最少失点でしのいだ。

 “攻守に圧倒する”スタイルを封印し、後半途中から5バックに変更。今後も苦しい戦いは続くだろうが、粘り勝つ力がついてきたのは大きい。

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