Rソシエダード久保　シーズン自己最多更新の5点目！連続逸機を乗り越え「安心した」

スペイン1部   レアル・ソシエダード　2―0エルチェ （ 2023年3月19日    スペイン・サンセバスチャン ）

エルチェ戦の後半、先制ゴールを決め喜ぶレアル・ソシエダードの久保（中央）＝サンセバスチャン（共同）
Photo By 共同

　Rソシエダードの日本代表MF久保建英（21）が敵地のエルチェ戦でシーズン自己最多を更新する今季リーグ戦5点目のゴールを決め、2―0の勝利を支えた。

　2トップの一角で先発すると、0―0の後半3分にMFシルバのスルーパスに抜け出し、ペナルティーエリアの左に進入。左足でGKの右脇を抜く先制点を決めた。

　前半から再三ゴールを狙っていたアタッカーは「得点できて安心した。間違いなく前半に一番シュートを打っていたけど、枠に飛ばなかったからね」と苦笑い。前回得点した2月13日のエスパニョール戦を最後にチームが勝利から遠ざかり「責任を感じていた」と振り返り、公式戦7戦ぶりの勝利に息をついた。

　19～20年にマジョルカで残したシーズン自己最多を更新する5得点。乾貴士がエイバル時代の17～18年に記録したスペイン1部での日本人シーズン最多に並んだ。失速気味だったチームも3位アトレチコ・マドリードと勝ち点3差の4位に踏みとどまった。シーズン終了まで残り12試合で順位を守れば来季欧州チャンピオンズリーグ出場権を手にできる。

　「我々にはその価値がある。チャンピオンズリーグのアンセムをここで聴きたい」

　日本代表合流にも弾みをつけ「調子は良いので自信を持っていきたい」と訴えた。