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ブライトン・三笘“リバプールキラー”だ 29日FA杯で激突 過去2戦“演出”のゴール今度こそ決める

[ 2023年1月27日 04:00 ]

ブライトンMF三笘(左)(AP)
Photo By AP

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)が29日に行われるリバプールとのFA杯4回戦に向けて決勝ゴールを宣言した。地元メディアのサセックス・ライブが25日に報じた。リーグ戦で今季2度対戦して1勝1分けの相手に対し「今度はもっと貢献して決勝ゴールを決められれば」と訴えたという。

 プレミアリーグでは今季9位と苦戦が続くリバプールだが、昨季はイングランド史上初の主要4冠に迫った名門。強豪国の代表選手をそろえ、欧州CLでは今季も決勝トーナメントに進出している。そんな強敵を相手に、三笘は昨年10月1日の初対戦で後半20分から出場し、2―3の38分に左クロスで同点弾を演出。相手選手の足をかすめたためアシストは記録されなかったが、持ち味のドリブルも含めて敵地アンフィールドで存在感を示した。

 「素晴らしいスタジアムで素晴らしい相手とプレーできた。試合を振り出しに戻す3点目にも貢献できた」と三笘。今月14日の2度目の対戦でも先制点を演出して3―0の快勝に貢献した。いずれの試合でもマッチアップしたイングランド代表DFアレクサンダーアーノルドを翻弄(ほんろう)。簡単な相手ではないが、サッカーの母国イングランドで評価を高める踏み台にしてきた。今回は152年の歴史を持つ世界最古のカップ戦で16強入りを懸けた“三度目の正直”。幻のアシストではなく、正真正銘のゴールを狙う。

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2023年1月27日のニュース