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クロアチアDFグバルディオル メッシを称賛「昨季とは別人だった」 試合後涙も“感動エピソード”明かす

[ 2022年12月16日 07:00 ]

FIFA W杯カタール大会3位決定戦   クロアチアーモロッコ ( 2022年12月17日    ハリファ国際競技場 )

<W杯カタール大会準決勝>後半、クロアチア代表DFグバルディオル(右)はアルゼンチン代表FWメッシにドリブルで抜かれ、追加点をアシストされた(ロイター)

 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会に出場中のクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオル(20=ライプチヒ)が15日、モロッコ代表との3位決定戦に向けた記者会見に出席。0―3と敗れた準決勝で対戦したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35=パリSG)について「昨シーズン対戦した時とは“別人”だったよ」語った。

 20歳ながらクロアチア躍進に貢献してきたグバルディオルは、準決勝でアルゼンチン戦でも先発出場しアルゼンチン代表メッシと対峙。0―2とリードを許した後半24分には自陣左サイドで2度もドリブル突破を許し追加点をアシストされ、試合後には涙を流す場面もあった。

 グバルディオルは会見で「メッシとは昨シーズン対戦(欧州CLグループリーグ)したことがあるが、代表チームでプレーしている時の彼は全く違う選手だった。ある意味いい経験でしたね。次こそは“恩返し”したいですね」と称賛した。

 試合後の涙については「“ミス”のせいで泣いたわけではありません。特にセンターバック(CB)というポジションでは“ミス”を経験しない選手などいませんから」とコメント。試合後のピッチで励ましに来てくれたチームメートのFWリバヤからは「お前は若いし初めてのW杯なんだから、まだまだこれからだよ」と声をかけられたことを明かした。

 前日にダリッチ監督はDFグバルディオルがアルゼンチン戦前に足に痛み止めを打って出場していたことを明かしており、3位決定戦への出場に関しては「コンディションは前より良くなっていますし、あと2日ありますから体調を整えてメンバーに入りたいと思います」とコメントした。

 さらに主将のMFモドリッチが今大会で“最後のW杯”とされることには「これが彼の最後のW杯になるなら“手ぶら”で帰らせるわけにはいかない。是非メダルを持って帰国してもらうよ」と笑顔で意気込みを語った。

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