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神戸FW武藤“キング魂”で残留導く「サッカーの情熱、欲を感じられた」25日の鈴鹿戦観戦

[ 2022年9月30日 15:11 ]

福岡戦へ向けて意気込む神戸FW武藤(C)VISSEL KOBE
Photo By スポニチ

 神戸のFW武藤嘉紀が“カズ魂”でJ1残留へ貢献することを誓った。現在13位だがJ2降格圏17位のG大阪とは勝ち点2差。あす10月1日・福岡戦は敵地といえど勝利が求められる1戦になる。取材に応じた武藤は「福岡とは勝ち点が同じ。何が何でも勝つ」と今季2度目の3連勝へ向けて気合を入れた。

 発奮材料も得た。サンガスタジアムで開催された9月25日のJFL鈴鹿―東京武蔵野を観戦。鈴鹿FW三浦知良(55)の試合を生で見るのは初めてで「サッカーの情熱、ピッチでプレーしたい欲が感じられた。僕はまだ30歳。まだまだ成長していけると感じた」と目を輝かせた。カズは2001年から05年途中まで神戸在籍。代名詞である背番号11を背負って戦った。現在、その背番号を背負う武藤は「僕が11番を背負った理由はそこ(カズ)にある。レジェンドが付けた番号に恥じぬようにプレーして、絶対に降格させない」と気持ちを新たにした。

 9月18日のG大阪戦では自身が得たPKを復帰戦となったFW大迫勇也に譲った。自らのエゴを優先するよりもチームに勢いを付けるためには大迫が蹴る方が有益だと判断。「今後も自分のゴール問わず、チームが勝つために何ができるかを考えてプレーしたい」と口にする。まずは福岡を蹴散らし、残留争いで一歩リードする。

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2022年9月30日のニュース