中田浩二氏　選手は代表発表までコンディションを保ち、どれだけ成長できるか

日本代表の森保監督
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　【中田浩二　視点】森保監督は欧州遠征の2試合でW杯メンバーをほぼイメージできたと思う。2試合で多くの選手を使ったが、システムは4―2―3―1を軸に前線から守備をしていく今までの戦い方は変わっていない。米国戦のメンバーがベースで、コンディションを見ながら、エクアドル戦のメンバーを使っていく構想だろう。鎌田のトップ下や久保の左サイド、三笘の先発起用なども確認できた。ドイツ、コスタリカ、スペインとの戦いを想定し、選手を当てはめていくと思う。

　今大会は26人なので、各ポジション2人に加えて3、4人の枠がある。今回大迫、板倉、浅野らがケガで招集されなかったが、彼らの回復を待つ可能性もある。さらに今後の状況で、ラッキーボーイになりそうな新しい選手を呼ぶ可能性もゼロではない。いずれにしても、選手はここから自チームで試合に出てコンディションを保っていくことが不可欠、それに加えてどれだけ成長できるかが問われると思う。（元日本代表DF）