×

ゲンク・伊東 3戦連発!チーム8位死守の8点目 中位POに進出

[ 2022年4月12日 05:30 ]

前半、攻め込むゲンクの伊東(左)
Photo By 共同

 ベルギー1部は10日にレギュラーシーズン最終節が行われ、ゲンクの伊東純也(29)がセラン戦で3戦連続ゴールを決めて2―0の勝利に貢献した。8位となったチームは5~8位の中位プレーオフに進出。首位で終えた三笘薫(24)のサンジロワーズは1~4位の上位プレーオフに進み、鈴木武蔵(28)のベールスホットは最下位で2部に降格する。

 伊東の勢いが止まらない。レギュラーシーズン最終節で、前半44分に今季8点目。快足を生かし、勝利を演出した。味方のパスに反応して右サイドで抜け出し、そのままドリブルでペナルティーエリア内へ。飛び出したGKをかわしてネットを揺らした。「勝つことだけに集中した。(9位の)シントトロイデンも勝ったので危なかった」。8位を死守して中位プレーオフ進出を確定させ、ホッとした表情を浮かべた。

 今季は主に右サイドで攻撃のキーマンとして活躍し、8得点に加えてリーグ2位の13アシストをマーク。2年連続で得点への関与は20を超え「個人的にはめちゃ良かった」と手応えを口にした。チームは上位争いに絡めず「簡単な試合を負けてしまったり、難しいシーズンだった」と総括したが、アジア最終予選でも4戦連発で日本代表のW杯出場にも大きく貢献したドリブラーの存在感はキラリ。イナズマのように光っている。

続きを表示

2022年4月12日のニュース