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横浜FCカズ、クリスマス前には決断へ、21年を漢字1文字で表すと「耐」

[ 2021年12月14日 05:30 ]

自主トレで笑顔を見せる三浦
Photo By スポニチ

 JFL鈴鹿から獲得オファーを受けている横浜FCのFW三浦知良(54)が13日、自主トレ先の大阪府内で取材に応じ、クリスマス前には移籍先などについて決断する意向を示した。「出来るだけ早く決めたい。12月中、このキャンプ(22日まで)が終わったぐらいには決めて、1月の(自主トレ)準備をしたい」と明かした。

 今後、各クラブとも話し合いを持つが、自身の経験でカバーできる環境面などは二の次という。第1に「出場機会」。そして「経営者の考えも大事ですが、やっぱり現場の監督の意見、どういう使い方、出場機会の可能性が重要になる。僕もあとプレーできても10年くらいなんでね(笑)、じっくり考えたい」と話した。

 環境面で言えば契約延長オファーを受けている横浜FCはメディカルを含め、充実しているが、やはり出場機会を求め、新天地を求む可能性が高い。「その辺は経験を生かして、どこに行っても自分で解決できる。どこに行っても確約はないと思いますが、1番は試合に出られるところを探って行きたい」と強調した。

 また21年を漢字1字で表すと「耐」と答えた。出場1試合に終わった今季を象徴する文字だが「その中でも成長は出来た。ネガティブではない“耐”にしたい」とカズらしく前向きさも忘れない。年齢に応じ、自主トレも18日にはオフを挟む予定という。「フィーバーしたいね。しゃぶしゃぶと寿司店を予約してます」と笑顔を見せていた。

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2021年12月14日のニュース