PK戦目前にGK交代できずも…神戸弘陵が激闘制し2大会連続16強

第99回全国高校サッカー選手権   神戸弘陵（兵庫）1―1（PK7―6）関東第一（東京B） （ 2021年1月2日    ゼットエーオリプリスタジアム ）

＜関東第一・神戸弘陵＞PK戦7人目の松井が決め応援席に走る神戸弘陵イレブン（撮影・長久保　豊）
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　第99回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が2日に行われ、神戸弘陵（兵庫）は関東第一（東京B）にPK戦の末に競り勝ち、2大会連続となるベスト16進出を決めた。

　きっ抗した試合展開の中、後半35分にCKからDF橋本が頭でシュートを決めて先制。だが、同40分に関東第一FW笠井にCKからゴールを奪われ同点に追いつかれた。

　その後、同アディショナルタイムにPK戦対策としてGK大月を投入しようとするも、ボールがピッチを割らず、交代するタイミングがないままタイムアップを迎えた。

　PK戦は7人全員が成功。最後はJ3今治への加入が内定しているMF松井がキックを成功させ、熱戦に終止符を打った。