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アーセナル 元独代表MFエジル サウジ1部アルナスルのオファー拒否 英紙報道

[ 2020年10月12日 21:46 ]

アーセナルの元ドイツ代表MFエジル(AP)
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属する元ドイツ代表MFメスト・エジル(31)が、サウジアラビア1部アルナスルのオファーを拒否したと、11日付の英紙デーリー・メール(電子版)が報じた。

 今シーズンの公式戦で一度もベンチ入りしておらず戦力外となっているエジルは、アルナスルから届いた2年契約のオファーを拒否。年俸は不明だが、アルナスルがアーセナルに提示した移籍金は500万ポンド(約6億9000万円)だったという。

 ドイツ代表で2014年W杯優勝メンバーだったエジルは、2013年に移籍金4250万ポンド(約58億円)でスペイン1部レアル・マドリードから移籍。今季で在籍8年目で、公式戦254試合出場で44ゴール挙げて4度のFA杯優勝に貢献したが、公式戦出場は3月7日の昨季プレミアリーグ第29節ウェストハム戦が最後。今シーズンはベンチ入りもしておらず、欧州リーグの登録メンバー(25人)からも外れた。

 アーセナルは、チーム最高の週給35万ポンド(約4800万円=年俸換算で約25億円)という超高給取りのエジルの放出を望んでいるが、本人は8月に「難しい状況だが、俺はアーセナルを愛してる。いつ出て行くかは他人ではなく自分が決める。クラブのために自分の持っている全てをささげる」とコメントし、契約の切れる来年6月までアーセナルにとどまる意向を示していた。

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2020年10月12日のニュース