浦和・大槻監督　教え子・横浜FC松尾との再会「楽しみ」　カズには「僕が言うのはおこがましい方」

オンライン取材に応じた浦和大槻監督

　浦和の大槻毅監督（47）が24日、オンライン取材に応じ、横浜FC戦（26日、ニッパツ）での連敗ストップへ意気込みを語った。「選手とはきちんと準備をしています。チームの立ち上げから主体的にという言葉を使ってやってきた。そこは目指したい。攻守が互いに関わりながら、起こりえる現象を自分たちから作り上げていきたい」と話した。

　18日のFC東京戦、22日の柏戦で連敗。中3日の連戦が続き、特に前線はさまざまな組合せで戦っている。「僕の頭の内部で色んなことを考えています。選手のコンディション、相手のやりたいこと、僕らがやれることを考え、選んでいます。さらに多くの選手が試合に絡んでいくことになるでしょう。それは間違いないです」と話した。

　一方、話題が浦和ユース時代に指導経験のある相手MF松尾佑介（23）の印象に及ぶと表情が緩んだ。「きのう（23日）が誕生日だったんですよね。横浜FCでの活躍、喜んでます。一緒に過ごした選手と会えること、大きな楽しみの1つです。（パフォーマンスは）非常に良くなってると思います」。

　また自身よりも年長の最年長プレーヤー、相手FW三浦知良（53）については「僕だけでなく日本中のサッカーに関わる全ての人が尊敬するプレーヤー。目指すべき存在であり、僕が言うのもおこがましいくらいの方です」と話していた。