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ドイツ移籍決定的の横浜MF遠藤、26日札幌戦へ意気込み「そこが自分のラストだと思って」

[ 2020年7月24日 12:57 ]

軽くパス回しの練習をする遠藤(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 J1横浜は24日、敵地の札幌戦(26日)に向けて調整し、ドイツ1部ウニオン・ベルリンへ、買い取りオプション付きの期限付き移籍が決定的となっているU―23日本代表MF遠藤渓太(22)がオンライン取材に応じた。

 練習を終えた遠藤は「素直にオファーが届いたのは嬉しいこと。今までのマリノスやアンダーの代表での活躍が認められての結果だと思う」とオファーについて認め、「まだマリノス(の選手)としての試合は次の札幌戦がある。そこが自分のラストだと思って準備していければ」と意気込んだ。
 横浜には、下部組織のジュニアユース時代から約10年間も在籍。「僕はずっとマリノスでお世話になって、マリノスでプレーしてきたという思いがある」。クラブへの愛着と感謝を、札幌戦に向けた言葉にも込めた。
 「自分の全てをしっかりとぶつけられればいい。それが今、僕にできる最大の恩返しだと思っている」
 前節の横浜FC戦では1得点1アシストの活躍で4―0の勝利に貢献し、本拠地に駆けつけたサポーターの前で輝いた。コロナ禍でアウェー席のチケット販売がないため、次節の札幌戦の会場に横浜のサポーターはいない。それでも、画面越しに届くものはある。
 「出るからには自分に求められたプレーができればいいと思っているし、出ない中でもチームでできることを最大限やれれば」。有終の美へ、準備する。

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2020年7月24日のニュース