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ホンダFC 遠野&古橋弾で浦和粉砕だ!Jリーグ勢3連破へ誓うアベック競演

[ 2019年9月25日 06:30 ]

天皇杯4回戦   ホンダFC―浦和 ( 2019年9月25日    埼玉 )

浦和討ちへアベック弾に期待高まるホンダFCの古橋(左)
Photo By スポニチ

 ホンダFCがスタイルを貫き、12年ぶりの8強に名乗りを上げる。25日、埼玉スタジアムで行われる天皇杯第99回全日本サッカー選手権大会4回戦で前回王者・浦和と対戦。DF鈴木雄也主将(28)を軸とした堅守に、天皇杯4戦連発を目指すFW遠野大弥(20)ら攻撃陣が応え、3戦連続でJリーグ勢を撃破してホンダ旋風に加速をつける。

 リスペクトはするが気後れはない。浦和はJ1こそ15位だが、ACLでは準決勝に駒を進めている。「どの選手が出ても力がある。日本でトップクラスのチーム」。鈴木雄は相手の総合力を認め、会場独特のムードも想定しながら「臆することなく、いつも通りプレーしたいですね。まずは先に失点しないことが大事」。組織的な守備から、テンポ良くボールをつなぐホンダスタイルでJ1札幌、J2徳島に続くJリーグ勢3連破の青写真を描いた。会場には地元・浜松からだけでなく、栃木に拠点を置く日本女子ソフトボール1部・ホンダのメンバーをはじめ東京、埼玉など関東のホンダの事業所、関連企業から応援が集まる見込み。後押しに応えて相手サポーターを沈黙させる。

 福井ユナイテッドとの初戦から3試合連続で得点を決めてきた遠野は、相手DF橋岡大輝(20)が同学年。マッチアップを楽しみにするとともに「得点を決めたいですね。スタジアムの雰囲気も味わいながら、ドリブルで仕掛け、積極的にシュートを狙っていきたいです」と意気込む。ベテランFW古橋達弥(38)も「(試合が)楽しみ。ワクワクしています。点を取りたいですね」と今大会2戦ぶり3度目の遠野とのアベック弾に照準を合わせる。

 21日にアウェー宮崎でホンダロックに3―1で快勝するなど、4連覇が懸かるJFLでも目下16戦負けがなく(13勝3分け)首位快走。井幡博康監督(45)は「(浦和の)カウンターに注意し、自分たちのプレーができれば」と真っ向勝負を挑む。

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