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電撃引退の怪物・平山相太氏 16歳久保に“下から目線”「恐縮です…」

[ 2018年3月3日 19:49 ]

引退セレモニーで羽生氏(左)から花束を受け取る平山氏
Photo By スポニチ

 FC東京―仙台戦(味スタ)後に引退セレモニーを行った元日本代表FWの平山相太氏(32)は、その後に行われた囲み取材でも”平山節”を炸裂させた。

 冒頭から「最後の囲みですね…」としみじみ。場内で行ったあいさつについては「泣くかなと思ったけど、泣かなかった。緊張していた」と明かし、「両クラブに感謝の気持ちがある。ちゃんと伝わったかな」と振り返った。

 場内で流された特別映像では、09年のナビスコ杯(現YBCルヴァン杯)、11年の天皇杯を制したシーンが流された。国見高(長崎)時代から国立競技場での相性は抜群で”国立男”として名をはせた怪物は「新国立になる。東京五輪から新国立男が出てくるでしょう」と予言してみせた。

 場内を一周、仙台の選手たちによって胴上げされた。「会場の皆から”ありがとう”という言葉をたくさんもらい、サッカーをやってきて良かったと思った」。FC東京時代の自身のチャント(応援歌)がFW久保建英(16)にも使用されていることについて問われると「恐縮です…」と”下から目線”で笑わせた。

 今後は仙台大に進学し、指導者を目指す。3月7日のルヴァン杯から、ダ・ゾーン中継の解説を務める予定で「サッカーの勉強のため。あと、話すのが下手なので。1つずつやっていければ」と語った。

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