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横浜 今季初の逆転負け モンバエルツ監督憮然「後半は水球の試合のようだった」

[ 2017年10月29日 18:35 ]

明治安田生命J1リーグ第31節   横浜1―2磐田 ( 2017年10月29日    エコパ )

<磐田・横浜>前半、FKでゴールを狙う磐田・中村俊
Photo By 共同

 横浜はアウェーで磐田に1―2で敗れた。25日の天皇杯準々決勝では1―0で勝利したが、今季初の逆転負けでリーグ4戦ぶり黒星を喫した。

 濡れたピッチに苦しめられた。1―1の後半20分。MF喜田がGK飯倉にバックパスを送る。台風接近による大雨の影響でピッチには水が浮き、ボールが走らない状況だったが、このバックパスも濡れて重くなった芝に勢いをそがれた。「思ったよりパスが短くて、急いだらボールが足元に入った。近くに(磐田FW)川又がいたので無理矢理クリアするのもリスクがあるかなと思った」とGK飯倉はボールをコントロールしようとしたが、MFアダイウトンに一瞬の隙をつかれてしまう。奪われたボールは中央で待ち構えていた川又に渡り、左足シュートは無人のゴールに突き刺さった。

 試合後、モンバエルツ監督は「後半は雨の影響でとてもプレーできる状態ではなかった。水球の試合のようだった」と憮然とした表情で90分を振り返った。GK飯倉は「ミス絡みの失点。もったいない」と肩を落とした。チームは3位から5位に後退し、次節11月18日の3位C大阪戦はACL出場権獲得をかけた直接対決となる。勝ち点は2差。飯倉は「切り替えて次に進むしかない。(次戦まで)しばらく空く。そういう意味ではチームも切り替えられる良いタイミング」と気持ちの整理に努めた。

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2017年10月29日のニュース