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鹿島、次節にも連覇 金崎弾で1点差勝ち 川崎Fは2点差追いつくもドロー

[ 2017年10月29日 18:38 ]

<札幌・鹿島>後半、先制ゴールを決める鹿島・三竿(右端)
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは29日、各地で第31節が行われ、首位の鹿島が2―1で札幌を下して今季2度目の連敗を阻止。2位の川崎Fが2―2で柏と引き分けたため、次節にも鹿島の優勝が決まる可能性が出て来た。

 鹿島の次節は11月5日にホームで行われる浦和戦で、川崎Fの次節は同18日にホームで行われるG大阪戦。5日に鹿島が浦和に勝ち、18日に川崎FがG大阪に負けると、当日試合のない鹿島の2年連続優勝が決まる。

 鹿島は後半2分、こぼれ球を押し込んだ三竿健のJリーグ初ゴールで先制。後半15分には1分前に途中出場したばかりの兵藤に豪快なミドルシュートを決められ追いつかれたが、後半25分にペナルティーエリア左の角度のない位置から金崎が決勝ゴールをねじ込んで2―1で勝ち切った。

 敵地で柏と対戦した川崎Fは、降雨のため開始が30分遅れた試合で前半を0―0で折り返したが、後半3分と7分に連続失点。だが、0―2で迎えた後半25分に知念のヘディングゴールで1点を返すと、後半45分にはエースストライカーの小林が頭で決めて2―2のドローに持ち込んだ。

 川崎Fの連勝は3で止まったが、7月29日の磐田戦(等々力)で敗れたのを最後に12戦負けなし。鹿島との勝ち点差は試合前の「2」から「4」に広がったが、何とか優勝争いに踏みとどまった。

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