新潟　次節はアウェーで磐田と対戦　Ｖ弾小川「全部勝つつもりで」

明治安田生命Ｊ１リーグ第２９節第１日   新潟１―０Ｇ大阪 （ 2017年10月14日    吹田Ｓ ）

　新潟がＭＦ小川佳純（３３）の移籍後初ゴールでＧ大阪に１―０で勝ち、呂比須ワグナー監督（４８）の初陣だった５月２０日の札幌戦（デンカＳ）以来１７試合＆１４７日ぶりとなる勝利をマーク。今節でのＪ２降格決定を阻止した。

　後半２２分、ＭＦホニ（２２）の右クロスが相手に当たったボールを押し込んで決勝ゴールを決めた小川は「本当に長い間勝利から遠ざかっていたので何とか勝てて良かったです」と第一声。

　引き分け以下に終われば他会場の結果しだいでＪ２降格が決まるところだったが、「１戦１戦決勝戦のつもりでやらないといけないと監督も言っていましたし、まだまだ状況は厳しいですけど、本当に１試合１試合勝利のために全員で戦ってきたので、それがやっと勝利につながって良かったと思います」とひとまず安どの息をついた。

　小川にとっては、８月にＪ１鳥栖から期限付き移籍で加入してから初ゴール。「きょう本当に前半からビッグチャンスが何度もあって決めることができていなかったのでホッとしました」と振り返り、アウェーで磐田と対戦する２１日の次節へ向けて「全部勝つつもりでやっているんで。次の試合も勝ち点３取れるように全員で頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。