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本田 パチューカ初陣は29日以降、ビザ発給も焦らず高地順応

[ 2017年7月22日 05:30 ]

パチューカ本拠地エスタディオ・イダルゴの選手ロッカールーム。左奥から若い背番号順となっており、本田は左端になる見通し
Photo By スポニチ

 メキシコの名門パチューカに加入した日本代表FW本田のデビュー戦が29日(日本時間30日)のホーム開幕、アメリカ戦以降にずれ込むことになった。20日(同21日)にチームを離れてエルサルバドルで就労ビザ発給の手続きを行い、無事に発給された。選手登録が可能となったが、クラブ関係者によると23日(同24日)のUNAMとの開幕戦には出場しない見通し。遠征にも参加しないという。21日(同22日)の練習から合流するが、標高2400メートルの高地や連係面など課題は多い。本田も「最大のライバルは高地」と語っており、焦らず順化を進めていく。

 短時間の滞在となったエルサルバドルでは現地のサッカー教室に飛び入り参加。ニュースサイト「エルサルバドル・ドットコム」によると、日本大使館の関係者も見守る中で現地の子供たちにあいさつし、スパイクを贈るなど交流したという。「世界平和をずっと夢見ている」。その願いを込めて選んだピースサインの背番号2としての“初仕事”もこなしていた。

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2017年7月22日のニュース