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鹿島 スマートスタジアム化 セビリア戦から最新のスタジアム高密度Wi―Fi網を導入

[ 2017年7月21日 19:42 ]

 鹿島は21日、指定管理を担うカシマスタジアムにおいて、22日のセビリア戦から最新のスタジアム高密度Wi―Fi網「Antlers Wi―Fi」を導入し、スマートスタジアム化することを発表した。

 カシマスタジアム内に、国内のサッカースタジアムでは最多となる455のWi―Fiアクセスポイントを設置。これにより、3万人超の密集観戦時にも快適に通信することが可能となる。

 スマートスタジアム化は、Jリーグ、動画配信サービス「DAZN」を展開するパフォーム・グループ、NTTグループが提携して進めている事業。ユアテックスタジアム仙台に続いて全国で2例目となった。

 スマートスタジアム化に伴い、クラブはWi―Fi利用時に閲覧できる専用ポータルサイト「Antlers Wi―Fi Portal」を設置。試合開始までのカウントダウンや、スタジアムグルメマップ、バス・電車の運行状況などに加え、DAZNによる鹿島の試合中継が無料で視聴できる。

 将来的にはスタジアムグルメを客席まで運ぶデリバリーサービスなどの導入など、デジタルコンテンツの特長を生かしたさまざまなアイディアの具現化も描いている。鈴木秀樹取締役事業部長は「今までとは違う、デジタルで楽しめる空間を体感していただきたい」と話した。

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2017年7月21日のニュース