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闘莉王 古巣とドロー、名古屋サポからの大歓声に感謝

[ 2017年5月4日 05:30 ]

<名古屋・京都>前半、名古屋・田口(左)と宮原(右)に囲まれながらもパスを出す闘莉王(中央)
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 明治安田生命J2第11節は11試合が行われ、京都はアウェーで名古屋と対戦し、1―1のドローに終わった。3戦連発中だった元日本代表DF田中マルクス闘莉王(36)は昨年まで在籍した古巣相手にゴールできず。それでも古巣サポーターからは温かい拍手で迎えられた。

 3万6755人が集まった“闘将ダービー”で主役にはなれなかった。それでも試合後、闘莉王はゴール裏の古巣サポーターの前に出向き深々と一礼。万雷の拍手に包まれた。「一部の人とは人間として付き合えない」と名古屋フロントには皮肉を残したが「名古屋を愛する気持ち、リスペクトは変わらない。こういう温かい拍手も悪いもんじゃないね。残りわずかなサッカー人生の良い思い出になった。あっという間の90分だった」と感謝の気持ちを現した。

 シュートは1本のみに終わり、チームも試合終了間際に失点。試合終了後はFW李勇載(イヨンジェ)の独断的プレーに激ギレした。「キープできるところでキープしないと!後ろの人を助けるためにも前の人間が頑張らないといけない!」。得点はならなかったが、そのサッカーへの熱量が衰えていないことは証明した。

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2017年5月4日のニュース