柏ＤＦ中山、１５歳久保のＵ２０Ｗ杯メンバー入りに「選ばれて当然」

　２０日開幕のＵ―２０ワールドカップ（Ｗ杯）韓国大会に出場するＵ―２０日本代表に選出された柏のＤＦ中山雄太（２０）が、１５歳で同代表に入ったＦＷ久保建英（ＦＣ東京Ｕ―１８）の選出による意外な効果を口にした。

　昨年１２月のアルゼンチン遠征で一緒にプレーしており「建英はボールに触った時のプレーで違いを見せられる。トラップにしろ、パスにしろ、ドリブルにしろ、違いを出せるのは凄い。選ばれて当然だと思う」とメンバー入りが順当であることを強調。その上で「”建英に抜かれたら終わる”という気持ちでやるので、練習からピリピリする。建英の存在は刺激になるし、チームの雰囲気も締まる」と語った。

　Ｗ杯では１次リーグで南アフリカ（２１日）、ウルグアイ（２４日）、イタリア（２７日）と対戦する。中山は「一番大事なのは初戦だと思う。勝てば勢いづくことができるし、初戦をどう戦うかがカギになる」と大会を見据えた。

　事前合宿は１１日からスタート。６日にはＵ―２０日本代表に合流前の最後のリーグ戦となるＣ大阪戦が控える。「Ｃ大阪のアタッカー陣には日本代表クラスの選手が何人もいる。結果を出して自信がつけばＵ―２０Ｗ杯にもつながる」。清武、柿谷、山村らを擁する強力攻撃陣をシャットアウトする意気込みを示した。