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レアル3発先勝!Cロナ CL決勝T史上初の2戦連続ハット達成

[ 2017年5月4日 05:30 ]

欧州CL決勝T準決勝第1戦   Rマドリード3―0Aマドリード ( 2017年5月2日 )

Aマドリード戦でゴールを決め、雄叫びをあげるRマドリードのC・ロナウド(右)(AP)
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 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(32)が、またもハットトリックをマークした。2日、ホームのアトレチコ・マドリード戦で3得点を挙げ、連覇を狙うチームを3―0の先勝に導いた。ハットトリックは欧州CL通算7度目で史上最多タイ、2試合連続は同決勝トーナメントで史上初の快挙となった。第2戦は10日に行われる。 欧州CL決勝T

 白い巨人のエースがダービーで決定力を見せつけた。堅守を誇るAマドリードを相手にC・ロナウドがハットトリック。前半10分に右クロスを頭で先制点を決めると、後半28分に豪快な右足ミドルを突き刺した。後半41分に速攻から3点目を決めると、口を押さえてから指を振り地元アンチファンに批判の口笛を吹かないようアピールした。

 「再びハットトリックを決めて勝利に貢献できてとてもうれしい」。主審から記念のボールを受け取り笑顔を浮かべた。またも記録を塗り替えた。欧州CLでの2試合連続ハットトリックは14〜15年1次リーグでのFWルイス・アドリアーノ(シャフタル・ドネツク)以来史上2人目で、決勝トーナメント(T)では史上初。大会7度目のハットトリックはFWメッシ(バルセロナ)と並んで最多。大会通算得点を103、決勝Tでの得点を52とし、ともに最多記録を更新した。

 バイエルンMとの準々決勝第1戦から2得点、3得点、3得点と大会3戦8発。その裏にはポジションの変化がある。メンバー表上は3トップの左だが、実際のプレー位置はセンターフォワード。「サイドが元々のポジションだが、ハットトリックしたここ2試合は中央でもプレーできる能力がある」というジダン監督から与えられたストライカーの役割に集中することで、30歳を超えてスピードは落ちたと言われる中でも決定力は増している。

 「レアルで通算400ゴールを達成してとても満足している」とC・ロナウド。公式記録では通算399得点だが、クラブと本人は10年9月のRソシエダード戦でのFKでの得点(公式得点者はDFペペ)を加えて大台到達を祝った。399でも400でも、欧州CLとなってから初の連覇に向けて背番号7はゴールを狙い続ける。

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