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ポドルスキ「映画みたいな終わり方」花道飾るV弾で独代表に別れ

[ 2017年3月24日 05:30 ]

代表引退となるイングランドとの親善試合で後半24分に決勝ゴールを決め喜ぶポドルスキ(AP)
Photo By AP

 今夏のJ1神戸入りが決まっているFWルーカス・ポドルスキ(31)が、ドイツ代表引退試合を自らのゴールで飾った。

 イングランドとの親善試合に背番号10、キャプテンマークをつけて先発し、後半24分に決勝弾。「神の贈り物」という左足を豪快に振り抜くと、伸びるような強烈なシュートが約25メートル先のゴール右上に突き刺さった。

 「まさか自分で決められるとは。最高クラスのゴールに入ると思う。映画みたいな終わり方だね」。飾らない人柄でも愛された「ポルディ」は、約6万人の大歓声に送られて後半39分に笑顔で交代。試合後は同僚から胴上げで祝福された。

 04年、19歳でのA代表デビューから通算130試合目で、49得点は同代表歴代4位(東ドイツを含む)。W杯は06年ドイツ大会から3大会連続出場し、14年ブラジル大会は優勝に貢献した。まだ衰えぬワールドクラスの実力を、今夏からはJリーグで披露することになる。「自分に合っていると思い決断した。日本でプレーするのが楽しみ。わくわくしている」と笑顔を見せた。

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