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香川 逆転劇導く同点弾!リーグ通算100試合出場を白星で飾る

[ 2016年4月3日 03:30 ]

ラモス(右)の逆転ゴールを喜ぶ香川らドルトムントの選手たち(AP)

ブンデスリーガ第28節 ドルトムント3―2ブレーメン

(4月2日)
 ドルトムントの日本代表MF香川がブンデスリーガ4シーズン目での大台到達に自ら花を添えた。

 香川はホームのブレーメン戦に1―1の後半29分から出場。その直後に勝ち越しを許し1点を追いかける展開となったが、同33分に左サイドDFシュメルツァーからのセンタリングを左足で合わせ反撃の狼煙を上げる同点弾。リーグ通算100試合出場となった節目の一戦でチームの逆転勝利に貢献した。ブンデスリーガ100試合出場の日本選手は9人目。

 香川は右のインサイドハーフとして投入されると勝ち越しを許した直後の後半33分、左サイドの深い位置まで駆け上がったシュメルツァーからのグラウンダーのクロスに右サイドからペナルティエリア中央に絶妙のタイミングで侵入し、正確に左足でミート。豪快にネットを揺らした今季6ゴール目で、8万人を超えるホームの大観衆を熱狂させた。

 同点に追いつき勢いに乗るチームは続く同37分、2分前に途中投入されたばかりのFWアドリアン・ラモスが右CKのチャンスからヘッドで決勝弾を奪い、見事な逆転勝利。既に今節勝利していた首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差5をキープし、リーグ優勝へ望みをつないだ。また、リーグ3位以内が確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグ本戦出場が確定した。

 ≪100試合以上出場の日本選手≫ブレーメンなどで活躍の奥寺康彦が234試合でトップ。続いて長谷部誠(フランクフルト)が208試合、高原直泰が135試合、岡崎慎司が114試合、清武弘嗣(ハノーバー)が112試合、細貝萌が109試合、内田篤人(シャルケ)が104試合、酒井高徳 (ハンブルガーSV)が103試合となっている。(4月2日現在)

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