宇佐美争奪戦へ！ブレーメンなどドイツ複数クラブも獲得に動く

カンボジア戦へ向け調整する日本代表ＦＷ宇佐美

　フランスの名門マルセイユが日本代表ＦＷ宇佐美貴史（２３＝Ｇ大阪）の獲得に動いていることが１５日、分かった。移籍市場が開く来年１月の獲得に向け、既に正式オファーを出したという。

　宇佐美が所属するＧ大阪は来季から新スタジアムとなるため、期待を背負う宇佐美の欧州再挑戦は早くて来夏と目されていた。だが関係者によれば半年前倒しで１月移籍の可能性も浮上しているという。Ｊリーグで人気、実力ともにトップクラスである宇佐美にはシュツットガルト、ブレーメンなど複数のドイツクラブも獲得に動いているといい、今後は争奪戦に発展することが予想される。

　◆宇佐美　貴史（うさみ・たかし）１９９２年（平４）５月６日、京都府生まれの２３歳。０９年にＧ大阪ユースからトップチームに昇格し、同年クラブ最年少でプロデビュー。１１年からドイツ１部バイエルンＭ、ホッフェンハイムでプレー。１３年に当時Ｊ２だったＧ大阪に復帰。１４年はＪ１でベストイレブン。１メートル７８、６９キロ。利き足は右。