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C・ロナウド いきなりハット!通算80得点で単独トップに

[ 2015年9月17日 05:30 ]

<RマドリードVSシャフタル・ドネツク>後半18分、PKでチーム3点目を決め喜ぶロナウド(AP)

欧州CL 1次リーグA組 レアル・マドリード4―0シャフタル・ドネツク

(9月15日)
 15日に開幕して8試合が行われ、2季ぶりの優勝を目指すA組のレアル・マドリードはホームでシャフタル・ドネツクに4―0と大勝。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(30)がハットトリックをマークして大会通算得点を80に伸ばし、歴代1位で並んでいたバルセロナのFWリオネル・メッシ(28)に3差をつけて単独トップに立った。

 最多11度目の欧州制覇を狙うRマドリードのエースが最高のスタートを切った。C・ロナウドがハットトリックをマークし、12日の国内リーグ・エスパニョール戦の5得点に続いて2戦8発の固め打ち。3月から試合後のコメントを拒否してきたが、この日は取材に応じ「以前は悪い選手だったが、(2戦で)8ゴール取れれば良い選手ということかな」と、これまで批判を浴びせてきたメディアを皮肉った。

 大会最多得点で並んでいた宿敵メッシを引き離して単独1位となった。1―0の後半10、18分に連続でPKを決めると、36分にはGKがはじいたボールを頭でダメ押し点。米スポーツ専門局ESPN(電子版)によると、PKでの11得点も大会最多記録。12日には元スペイン代表FWラウルを抜いて国内リーグでのクラブ最多得点記録(230)を樹立しており、記録ラッシュの背番号7をベニテス監督は「議論の余地はない。世界最高の選手だ」と絶賛した。

 守備陣はクラブ初となる開幕から公式戦4試合連続無失点。「僕をサポートしてくれるチームのためにも優勝するのが目標だ」とロナウド。攻守がかみ合った白い巨人の進撃が始まりそうだ。

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2015年9月17日のニュース