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ユーベ CL12季ぶり決勝進出!昨季王者レアルを撃破

[ 2015年5月14日 06:03 ]

12季ぶり決勝進出を喜ぶユベントスの選手たち(AP)

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦 ユベントス1―1(2試合合計3―2)レアル・マドリード

(5月13日 マドリード)
 欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦の1試合が13日(日本時間14日)、マドリードで行われ、昨季王者レアル・マドリード(スペイン)とユベントス(イタリア)が対戦。試合は1―1の引き分けに終わったが、第1戦を勝利しているユベントスが2戦合計3―2として、12シーズンぶり決勝進出を果たした。6月6日にベルリン(ドイツ)で行われる決勝でバルセロナ(スペイン)と対戦する。

 試合序盤は第1戦と同じくユベントスがペースをつかんだが、徐々にホームのRマドリードが支配。ベンゼマ、ロナウド、ベイルの3トップを中心に攻勢を仕掛けると、前半23分MFロドリゲスがペナルティーエリア内でDFキエッリーニに倒されてPK獲得。ロナウドがPKを決めて、Rマドリードが先制。

 その後もRマドリードは、中盤でテンポよくボールを回して、サイド攻撃とショートカウンターで好機を作り続けた。前半終盤には3トップが次々と決定機を迎えるが、GKブッフォンの好セーブなどで追加点は奪えなかった。

 後半に入ってもRマドリードのペースで進むが、同12分ユベントスがワンチャンスをものにして追いつく。MFピルロの右FKからGKにクリアされたボールをMFビダルが放り込むと、MFポグバが頭でつないで、FWモラタがゴール前でトラップしてシュート。右足で叩きつけたシュートは、GKカシージャスの手に当たるもゴールネットを揺らした。

 勝ち抜くためには2点が必要となったRマドリードは猛攻を仕掛けるが、ベイルらの決定機がゴール枠を外れたり、ブッフォンの好セーブにゴールは遠かった。ユベントスは後半34分MFピルロに代えてDFバルザーリを投入し、フォーメーションを4-4-2から3-5-2に変更。守備を固めて、落ち着いた試合運びで1―1のまま試合を終わらせた。

 ユベントスはACミラン(イタリア)にPK戦の末に敗れた02―03シーズン以来、12シーズンぶりの決勝進出。95―96シーズン以来19シーズンぶり3度目の優勝を目指して、バルセロナと対戦する。

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