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ハリル監督の目の前で!川崎F 長身杉本が先制弾!大久保「勝因は健勇」

[ 2015年4月4日 18:47 ]

<川崎F・新潟>先制ゴールを決め喜ぶ川崎F・杉本

J1第1S第4節最終日 川崎F4―1新潟

(4月4日 等々力)
 川崎Fは史上初の3年連続得点王を狙う元日本代表FW大久保嘉人(32)の2得点などで新潟に4―1で圧勝し、横浜との開幕戦(日産ス)以来3試合ぶり白星となる今季ホーム初勝利を挙げた。

 大久保は2―0で迎えた後半26分にMF森谷賢太郎(26)とのワンツーから抜け出してまずは右足で1点目を決めると、1点を返されてから4分後の後半42分にはDF武岡優斗(28)のパスを決めて2点目。

 早くも開幕から4試合で4得点と量産体制に入ったが、「ゴールしかやることをやっていない」と反省が口をつき、「1試合1点は取っていきたいので、自分を信じて、仲間を信じてやっていきたい」と前を見据えた。

 また、前半22分には、12年ロンドン五輪代表でC大阪から今季加入したFW杉本健勇(22)が、もたつく相手からボールを奪ってゴール前に切れ込み、さらに1人をかわして右足で先制ゴール。右太腿裏肉離れのためハリルジャパン招集を辞退したFW小林悠(27)に代わって初先発した試合で、すぐさま移籍後初ゴールという結果を出した。

 杉本は「適当にボールを追っていたら自分のところに転がってきた。ラッキーなゴールです」と笑わせながらも、「悪い時間帯でしっかり取れたのは良かった。ホンマにゴール取りたかったんで、うれしい。やっとスタートラインに立てた」と笑顔。

 日本代表のハリルホジッチ監督が視察した1戦で2得点した大久保も「健勇が悪い流れの時に取ってくれたのがきょうの勝因」とし、1メートル87の長身で、日本代表のFW宇佐美貴史(G大阪)、MF柴崎岳(鹿島)らと同じ“プラチナ世代”のストライカー杉本が強烈な印象を残した。

 

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2015年4月4日のニュース