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バルサ クラシコ制し3冠前進!決勝弾スアレス「移籍後最も重要なゴール」

[ 2015年3月24日 05:30 ]

Rマドリード戦で決勝ゴールを決め喜ぶバルセロナのFWスアレス(右はメッシ)(AP)

 リーガ・エスパニョーラ伝統の一戦「クラシコ」が22日に行われ、首位バルセロナがホームで2位レアル・マドリードを2―1と破り、勝ち点差を4に広げた。前半19分、FWリオネル・メッシ(27)のFKをDFジェレミー・マテュー(31)が頭で合わせて先制。1―1の後半11分にFWルイス・スアレス(28)が決勝ゴールを決めた。リーグ戦でのクラシコ通算成績はレアルの71勝32分け67敗。

 クラシコ勝利と首位キープをもたらした決勝弾には、スアレスらしさが詰まっていた。同点の後半11分、相手DFセルヒオ・ラモスとペペの間を割って裏へ。自陣からの縦パスを絶妙の右足トラップで前へ落とし、次のタッチでゴールへ流し込んだ。今季最多9万8760人が詰めかけたカンプノウを熱狂させたストライカーは「バルセロナに来てから最も重要なゴール」と感激に浸った。

 スアレスがセンターフォワードに定着した今季中盤からバルセロナの進撃が始まった。常に裏を狙う動きでDFを引きつけるため、メッシやネイマールが前を向けるようになり、1月以降の公式戦20試合で3人は計43得点を量産している。2季ぶりのリーグ優勝と、スペイン国王杯と欧州CLを合わせた3冠獲得へ視界は良好となった。ルイス・エンリケ監督は「誰もが決められるゴールじゃない」とスアレスを絶賛した。

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2015年3月24日のニュース