ベンフィカ、ユーベ、セビリア、バレンシアが準決勝進出

リヨン戦でゴールを決め、喜ぶユベントスのピルロ

　欧州リーグ準々決勝第２戦は４試合が１０日に行われ、昨季準優勝のベンフィカ、ユベントス、セビリア、バレンシアが準決勝進出を決めた。

　ユベントスは、１―１で迎えた後半２３分にオウンゴールで勝ち越し点を奪い２―１でリヨンを下し、合計３―１として４強入りを果たした。ユベントスは今季、本拠地で負けなし。今年の決勝はユベントスの本拠地で行われるため、決勝に進出となれば、大きなアドバンテージとなりそうだ。

　セビリアは、第１戦アウェーで０―１と黒星を喫したが、この日は４―１とポルトに快勝し、２戦合計４―２として準決勝に進出した。セビリアは前半５分にラキティッチのゴールで先制すると、前半だけで３得点。後半に入ると、コケが２枚目のイエローカードを受け退場をなるが、後半３３分にガメイロが追加点。ポルトは後半のロスタイムに１点を返したが、反撃が遅すぎた。

　第１戦、アウェーながら１―０でＡＺを下していたベンフィカは、第２戦もロドリゴの２ゴールを挙げる活躍で２―０とＡＺを下し、２戦合計３―０で準決勝に進出。

　また、第１戦０―３で敗れていたバレンシアは、この日はホームで３―０とバーゼルに快勝。２戦の合計が３―３となったため延長戦を行い、５―３と大逆転で準決勝進出を決めた。パコ・アルカセルはこの試合で延長のゴールを含め３得点を挙げている。

　準決勝の組み合わせ抽選は１１日に行われる。