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広島にリベンジ!横浜21年ぶり天皇杯Vも 俊輔「リーグ戦のが…」

[ 2014年1月2日 05:30 ]

<横浜・広島>優勝を決め、サポーターを背に笑顔でトロフィーを掲げる中村

 第93回天皇杯全日本サッカー選手権は1日、東京・国立競技場で決勝戦が行われ、横浜がJ1連覇の広島を2―0で下し、前身の日産自動車時代以来21年ぶり7回目の優勝を果たした。

 横浜は前半17分、小林がドリブルで右サイドを突破。そのこぼれ球を端戸、MF兵藤とつなぎ、最後はMF斎藤が右足でゴール左に決めて先制点を挙げた。同21分には、中村の左CKをニアでMF中町がヘディングシュート。これが相手GK西川に右手で弾き返されると、そこに走り込んだDF中沢が“ボンバーヘッド”で押し込んで2点をリードした。その後は中沢らが体を張って広島を無得点に封じ、リーグ戦で2位に終わった“リベンジ”を果たした。

 横浜の樋口監督は「本当にいい試合をしてくれた。元日にこのように喜べるのはうれしい」と完勝に喜び。中村は試合後のインタビューでは「優勝してうれしかったですけど、リーグ戦のが良かったです」と笑顔を見せず。しかし表彰式後の記念撮影では大喜びのチームメートに囲まれ、笑顔でトロフィーを掲げた。

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