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欧州遠征全て呼ぶ!ザック監督 柿谷の代表入り当確を断言

[ 2013年10月1日 06:00 ]

ザッケローニ監督が今後の欧州遠征全てへの招集を決めた柿谷

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が、今後もC大阪のFW柿谷曜一朗(23)を招集し続ける方針を固めていることが30日、分かった。イタリアの関係者によると、指揮官は若手有望株No・1として柿谷を絶賛。「今後も代表に帯同させる」と断言しているという。

 ザッケローニ監督は国内組の若手中心で臨んだ7月の東アジア杯で柿谷を初招集。そこでA代表デビューを飾った柿谷も、3得点でチームを優勝に導く活躍で指揮官の期待に応えた。欧州組が加わった8月のウルグアイ戦、9月のグアテマラ戦、ガーナ戦にも連続招集された。うち2試合で先発で起用され、ゴールは奪えなかったものの、本田から「ようやく、こういう1トップが出てきた」と絶賛されるなど、指揮官だけでなく常連組からの信頼も勝ち取った。

 ザッケローニ監督は、10月の欧州遠征(11日=セルビア戦、15日=ベラルーシ戦)ではFWハーフナーやMF細貝ら、海外組の当落線上にいるメンバーをテストする方針。その一方で、世界屈指の強豪と対戦する11月の欧州遠征(16日=オランダ戦、19日=ベルギーと交渉中)ではW杯最終登録メンバー23人に近いベスト布陣で臨む意向だが、柿谷に関しては「国際経験を積ませたい」といずれの遠征にも招集する予定という。

 1メートル77と上背はないものの、抜群のテクニックとスピードで一気にスター街道を駆け上がっている柿谷。欧州遠征でどのような活躍を見せるのか、注目度はこれまで以上に増している。

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