ミラン“本田資金”増額　今夏移籍へ極秘最終交渉

　来年１月のＡＣミラン入りが内定しているＣＳＫＡモスクワの本田圭佑（２７）に関し、ミランのガリアーニ会長は３０日に「我々はＣＳＫＡと交渉している」と語った。関係者によると２９日にモナコでＣＳＫＡのギネル会長と接触。今夏の移籍実現に向けて交渉を行ったとみられる。

　ミランは翌３０日に、本田と同じポジションのガーナ代表ＭＦボアテングをシャルケに移籍させることを発表。トップ下の後釜を獲得する必要性に迫られており、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカート」によると、ボアテング放出で得た移籍金を元に本田へのオファーを増額したという。また本田獲得に失敗した場合は、Ｒマドリードの元ブラジル代表ＭＦカカーの再獲得も検討しているが、同副会長は「カカーよりは本田。本田をすぐに連れて来られるように努力をしている」とあくまで本田を優先する考えを示した。