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バルサ屈辱的な大敗 ネイマールら今オフ大型補強は確実?

[ 2013年5月2日 11:51 ]

<バルセロナ0―3バイエルンM>体調が万全でなく、出場機会がなかったバルセロナのFWメッシ

欧州CL準決勝第2戦 バルセロナ0―3(2試合合計0―7)バイエルン・ミュンヘン

(5月2日 バルセロナ)
 バルセロナのビラノバ監督は「バイエルン・ミュンヘンが素晴らしかった。全ての面で上回っていた」と潔く負けを認めた。

 体調が万全ではないメッシを先発から外したが、起用されたMFセスクやFWビジャらは精彩を欠き、素早い相手守備に何もできなかった。チーム全体でも体格的な不利があっても素早いパス交換でゲームを制する、バルセロナらしさは全く見られなかった。

 後半4分、MFロッベンに先制点を奪われて、力尽きた。同監督は「あれでとどめを刺された」と振り返り、その後の2失点で、エースが投入されることもなかった。

 2戦合計の0―7という屈辱的な結果は、約9万6千人が集まったホーム・スタジアムを包む静けさが、衝撃の大きさを表していた。試合後にうなだれる選手たちの姿からは、一つの時代の終わりを感じさせる寂しさが漂った。

 リーグ優勝は今週末にも決まるが、欧州CLでの惨敗で今オフのチーム編成が、例年以上に注目を集めそうだ。バルトメウ副会長は「何人か新しい選手が来る。強化が必要なポジションがある」と語り、地元メディアはブラジル代表MFネイマール(サントス)、ドイツ代表DFフンメルス(ドルトムント)らの名を挙げている。

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