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禁錮刑の元ロシアサッカー選手 チリの塀の中で活躍し プロで再起へ

[ 2013年2月24日 10:48 ]

 南米チリで麻薬密輸により禁錮刑を受け服役していたロシア人の元プロサッカー選手が刑務所内でのサッカーで頭角を現し、チリ2部リーグでプロ選手として再起することになった。チリ法務省は23日までに、元選手への強制送還命令を取り消した。AP通信が伝えた。

 この選手はロシア2部リーグでかつてプレーしていたマクシム・モロコエドフ元受刑者(25)。2010年にチリからコカイン約6キロを欧州に持ち出そうとしたとして逮捕され、禁錮3年の刑を受け服役。22日に出所した。

 刑務所内でのサッカーでの活躍が評判となり、チリ2部リーグのチーム、サンティアゴ・モーニングが勧誘。法務省は元受刑者が既に更生したとして強制送還命令を取り消した。(共同)

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2013年2月24日のニュース