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ロンドンは宮間主将?佐々木監督「次の形」へ勇気ある決断

[ 2012年2月11日 11:38 ]

なでしこジャパン合宿で、元気いっぱいにトレーニングする宮間

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督(53)が10日、和歌山県内で行っている日本代表候補の合宿中にMF沢穂希主将(33=INAC神戸)に代わる新主将を選ぶ意向を示した。

 ロンドン五輪での金メダル獲得に向けたチームの再編成と、右ふくらはぎ肉離れで離脱中の沢の負担軽減のため決断。指揮官は「(新主将を)アルガルベ杯で正式に決めて、ロンドン五輪までやることになる」と具体的なプランも明かした。

 過去の実績や性格などからポスト沢にはINAC神戸のMF川澄奈穂美、FW大野忍、DF近賀ゆかり、日テレのDF岩清水梓らも挙がるが、W杯で副主将だったMF宮間あや(岡山湯郷)が最有力候補とされている。新主将はアルガルベ杯のメンバー発表と同時に公表される可能性が高い。「(沢を)代えないという選択肢がないわけではないが、次の形に変えていくのもひとつ(の選択肢)」。佐々木監督の勇気ある決断は金メダルの栄光へとつながっている。それを誰よりも信じているのは沢本人かもしれない。

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