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ザック監督 無敗突破宣言「負けるべきとはどこにも書かれていない」

[ 2011年8月23日 06:00 ]

取材に応じ質問に答えるサッカー日本代表のザッケローニ監督

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)が、9月に突入するW杯アジア3次予選を無敗のまま突破することを誓った。同監督は、間もなく就任から1年を迎えるにあたって22日に東京都文京区のJFAハウスで取材に応じた。ここまで11戦無敗と歴代日本代表監督の就任以来の無敗記録を更新し続けるイタリア人指揮官は、油断をいさめながらも無敗街道を突き進む意気込みを見せた。 

 ザッケローニ監督の頭に「敗戦」の2文字はない。昨年8月31日の就任から間もなく1年。1月にアジア杯を制し、今月10日の韓国戦は3―0で完勝。就任後一度も負けていない指揮官は「負けて良いということは絶対にない。負ければ確固たるものを失う」とし、W杯アジア3次予選に向けても「負けるべきとはどこにも書かれていない」と無敗突破を宣言した。

 そのための準備も行ってきた。ベースとなる4―2―3―1のシステムを浸透させ、6月のキリン杯では「試合中の柔軟なシステム変更」を新たな目標に掲げ3バックをテスト。MF遠藤の代役として本来攻撃的MFの家長をボランチで試すなど、緊急事態に備えてチームの底上げも図っており、この日「遠藤の代役は見つかったし、全てのポジションの代役がいる」と堂々と言い切った。

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2011年8月23日のニュース