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ザック監督 ゴッホの「キャリア自分と重なる」

[ 2010年11月22日 06:00 ]

ゴッホ展を堪能したザッケローニ監督は「緑の葡萄畑」のカードも購入

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)が“ゴッホの勧め”を説いた。

 21日、都内の国立新美術館で開催されている「ゴッホ展」を鑑賞。名画を堪能すると「ゴッホさんのキャリアは自分と重なった。うぬぼれることなく人のものをまねて自分を向上させ、そこに独創性を加える。上を目指すものは他から学ぶ姿勢を崩してはいけない。それを再確認できた」と熱っぽく語った。

 このゴッホ流こそ、ザックジャパンの進化に通じる道だ。「日本の技術は高い。だが世界には戦術、フィジカルに優れたチームもある。それを少しずつ盗み、学び、どのチームとも戦える日本代表にしてきたい」と即座にサッカーに置き換えてみせた。名画鑑賞後は特に気に入ったと言う「緑の葡萄畑」のカードも購入。最後は「同じ53年生まれ(ゴッホは1853年)だけどデキが違う」と刺激を受けながら、美術館を後にした。

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2010年11月22日のニュース