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容赦ないブーイング関係ナシ!怖がらないアネルカ 軽くゴール

[ 2010年9月29日 08:49 ]

マルセイユ戦でゴールを喜ぶチェルシーのアネルカ

 【チェルシー2―0マルセイユ】容赦ないブーイングをものともせず、ピッチを駆け回った。W杯南アフリカ大会で内紛に揺れたフランス代表のアネルカとマルーダは、非難の口笛を吹くマルセイユ・サポーターの目の前で好機を何度も演出。チェルシー2勝目の立役者となった。

 前半7分に主将テリーがCKに左足を合わせて先制し、迎えた同28分。PKのチャンスにアネルカは、相手ファンをあざ笑うかのように軽くゴールにけり込んだ。アンチェロッティ監督は「アネルカが何かを怖がったり緊張したところを見たことがない。人間的に強い」と称賛した。
 今季チームは出だしから爆発的な得点力を発揮し、プレミアリーグで開幕5連勝して21点を挙げた。22日のイングランド・リーグカップ、25日のプレミアリーグと連敗した。テリーは「もちろん残念だったが、いい試合で勝ち点3を取れた」とチームは立ち直った。
 昨季のフランス1部リーグの覇者、マルセイユのデシャン監督も「体力的にも技術的にも圧倒された」と肩を落とした。MFランパードを負傷で欠き、エースFWドログバが出場停止でも、すきのない強さは変わらなかった。(共同)

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2010年9月29日のニュース