×

残留争いの仙台が白星!梁勇基2発「この勝ちは大きい」

[ 2010年9月19日 19:19 ]

 【仙台2―0山形】梁勇基の右足が仙台サポーターに歓喜をもたらした。残留争いの渦中、精度の高いキックでゴールネットを2度揺らし、貴重な勝ち点3を獲得。28歳のMFは「この勝ちは大きい」とかみしめるように話した。

 J2時代から3連敗していた山形との東北ダービーの序盤、仙台は状態の悪いピッチでミスを重ねた。そんな嫌な流れを前半28分のFKで断ち切った。右足からの一撃は選手の壁を越えて落ちた。後半31分には左でパスを受けると中に切れ込み、カーブをかけてけり込んだ。ともにゴール右隅に決まり「イメージ通り」と自賛した。
 守備陣も山形を零封し、手倉森監督は「完勝に近い勝ち方」と満足そうだ。後半戦に入ってから、大宮、湘南、山形と中位以下のチームからしっかりと白星を奪い、順位は13位に上がった。さらに上位を見据え、梁勇基は「まだ満足できる順位ではない。あと11試合、全員で力を合わせてやっていく」と言葉に力を込めた。

続きを表示

2010年9月19日のニュース