山田直が今季絶望…骨折で全治２～３カ月

今季中の復帰は絶望的となった浦和・山田直

　浦和は６日、ＭＦ山田直輝（２０）が右腓（ひ）骨亀裂骨折で全治２～３カ月と診断されたと発表した。山田は８月６日の非公開練習中に古傷の右すねを打撲して離脱。１月６日に日本代表のアジア杯予選イエメン戦で骨折した個所を再び痛めたもので、負傷後定期的に受けていた精密検査で骨折が判明したという。山田は「最初から打撲だけではない覚悟はしていた。早く治せるようにしたい」と前向きに語った。

　ただし、全治３カ月と診断された最初の骨折は復帰まで約半年かかっており、今回再び骨折が判明したことで今季中の復帰は絶望的。浦和はＦＷ田中達、ＭＦ鈴木ら故障者が続出しており、ザックジャパンで代表復帰も期待される若き司令塔の長期離脱は大きな痛手となりそうだ。