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清水パスワーク影潜める…新布陣不発で首位陥落

[ 2010年7月17日 22:12 ]

 【清水0―0磐田】チームの代名詞ともいえるリズムのいいパスワークが影を潜めた。清水は、攻撃の精彩を欠いて無得点のドロー。中断前から3試合連続勝ちなしで、首位から陥落した。

 好調のFW永井を今季リーグ戦初先発させるなど、今季公式戦初の布陣を敷いた。しかし、序盤から磐田に主導権を握られる。後半から永井を下げ、藤本を3トップの右に移して中断前の形に戻したが、流れを引き戻すには至らなかった。消化不良のまま終わった一戦に、長谷川監督は「W杯の後で、もう少し内容のある試合を見せたかった」と残念そう。司令塔の小野も「自分たちのペースじゃなかった。僕がもう少し下がってボールに触ってリズムをつくるべきだった」と反省した。
 W杯で1得点の岡崎は、この日シュート0本。サポーターに健在ぶりをアピールできずに終わり「こういう展開の試合のときこそ、何とかしたかった」と悔しさをにじませていた。

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2010年7月17日のニュース