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ロスタイムの奇跡!バイエルン劇的先勝

[ 2010年4月1日 06:00 ]

<バイエルンM・マンチェスターU>決勝ゴールを決めたFWオリッチ(左)は上半身裸でサポーターの歓声に応える

 【欧州CL バイエルンM2―1マンチェスターU】劇的な結末でバイエルンMが先勝した。後半ロスタイム、ゴール前まで持ち込んだゴメスは止められたが、こぼれ球をオリッチが奪って右隅に突き刺した。「いつもは聞こえないサポーターの声が聞こえた」。勝利の立役者は上半身裸でホームの大歓声に応えた。

 先制点を奪われてからは積極的なプレスでボールを奪い、支配率60%で主導権を握った。後半32分のリベリのFKはルーニーに当たって同点弾となり、途中出場のゴメスが勝利をおぜん立てした。ファンハール監督は「(ゴメスを投入して)オリッチを右から切れ込むポジションに据えた賢い采配」と自画自賛した。

 リーグ戦は最近5試合で1勝にとどまり、首位から陥落した。出場停止のMFシュバインシュタイガー、ふくらはぎ負傷のFWロッベンを欠く苦境で手にした勝利は、3日の首位シャルケ戦に向けての弾みにもなった。

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2010年4月1日のニュース