×

播戸「1番を決める戦い」大阪ダービーは熱くなりそう

[ 2010年3月12日 17:49 ]

 C大阪がG大阪をホームに迎えて“大阪ダービー”が4季ぶりにJ1の舞台で開催される。ともに開幕戦では敗れているだけに、14日の大一番は初白星を懸けた激しい試合となりそうだ。

 J1のリーグ戦での対戦成績は、G大阪がC大阪を16勝8敗、7連勝と圧倒している。もっともG大阪のチーム状態は決して良好とは言えない。ケガや過密日程による疲労で、苦しい布陣になりそうだ。ACLの2分けなど、今季の公式戦は4戦を終えてまだ未勝利。西野監督は「勝ちきれないでいる。(大阪ダービーに対する)余裕はまったくない」と頭を抱えている。
 C大阪には“大阪ダービー”に苦い思い出がある。2006年のホームで行われたG大阪戦に1―6と大敗。そのシーズンは17位に終わり、J2に降格する一因となった。クルピ監督は「ガンバに勝つことは選手の自信になる。絶対に負けたくない」と闘争心をむき出しにする。今季、G大阪からC大阪に移籍したFW播戸は「大阪で一番を決める戦い。楽しんでプレーをしたい」と意気込んでいる。
 ライバル意識がとりわけ強い両クラブ。勝利をもぎ取り、勢いをつけるのは果たしてどちらになるのか。浪速の地が熱く燃えている。

続きを表示

2010年3月12日のニュース