千葉ついに最下位も…江尻監督「逃げない」

＜千葉・大分＞ホーム最終戦セレモニーで、サポーターに深々と頭を下げる千葉・江尻篤彦監督（手前）

　【千葉０―２大分】千葉が来季ともにＪ２で戦う大分に０―２で完敗し、７月の第１７節に勝ち点１５差あった相手と入れ替わって今季初の最下位に転落した。試合後のホーム最終戦セレモニーでは三木社長が「多くの選手はきっと来年もジェフでやってくれると思います！」とあいさつしたが、選手の去就は不透明なだけに、一部のサポーターからはブーイングも起きた。

　一方で、あと２年契約を残す江尻監督は「基本的には逃げたくない。チャレンジできるならチャレンジしたい」と来季の続投を明言。補強ポイントにＦＷ、ボランチ、センターバックを挙げた。エースＦＷ巻は流出危機にあり、ＤＦボスナーは清水移籍が決定的。江尻監督は自身がコーチを務めた０８年北京五輪代表メンバーを中心に選手を集め「血ヘドを吐くまで走らせたい」と猛練習でのＪ１復帰を誓った。