寺田間に合った！ナビスコ杯ベンチ入りも

　９月１０日の練習中に負傷、グロイン・ペイン（股関節痛）と診断された川崎ＦのＤＦ寺田が、３日のナビスコ杯決勝でベンチ入りする可能性が出てきた。１日は紅白戦を行ったが、２本目に主力組でプレー。「完全に痛みが消えたわけではないけど、プレーするのは大丈夫」と出場に意欲を見せた。

　現メンバーでは最も在籍期間が長く９９年からチーム一筋でプレーする信頼の厚いベテランの復帰に関塚監督は「あす（２日）何もなければ。チームを勝たせる中で彼の存在は大きい」とベンチ入りの可能性を示唆。日本代表ＭＦ中村は「（寺田）周平さんがもたらす落ち着きはチームに不可欠。間に合って良かった」と頼れる兄貴の復活を心から喜んだ。