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FC東京 敵地で大きな2ゴール

[ 2009年9月2日 21:24 ]

 【ナビスコ杯・FC東京2-2清水】勝利をもぎ取ることはできなかった。ただ、城福監督が「今、日本で一番勢いがあり、安定したチーム」と評する清水と引き分けに持ち込んだ。しかも、FC東京にとって大きいのが、アウェーで奪った2ゴールだ。

 序盤から飛ばしてくる清水をうまくいなし、先制点を奪った。前半33分、こぼれ球を拾った米本がミドルレンジで右足を振り抜く。高卒新人、18歳が放った抑えの効いた素晴らしいシュートがネットを揺らした。
 1分後に追い付かれたが、次に魅了したのはカボレだった。前半42分、エリア内でDF2人をかわし、勝ち越しゴールをたたき込んだ。
 左ふくらはぎ痛が癒え、先のリーグ戦から復帰した石川の存在が大きい。今季リーグ戦11得点のMFは右サイド突破、中央に切れ込んでのシュートと攻撃を活性化。後半、清水に同点とされたが、チームの軸が戻り、次に期待を抱かせた。
 6日はホームでの第2戦。勝てばもちろん、0―0、1―1の引き分け(90分間)でも、優勝した2004年以来の決勝にたどり着く。

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2009年9月2日のニュース